バスルームの床材は何を選ぶべき?

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諏訪の家, 松井建築研究所 松井建築研究所 Ausgefallene Badezimmer
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バスルームは単に入浴の場としてだけでなく、リラクゼーションや個人のプライベートな時間を楽しむ場として発展し続けています。スタイルや装飾もまた、よりリラックスできる時間を演出するためにきちんと考えられたものにすべきです。そこで重要なのが床材の選択です。防水性があり滑らない素材であることはもちろん、足裏で感じる肌触りや見た目の美しさなど、バスルームに適した六つの素材を紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい!

1、タイル

最も一般的な床材がタイルです。しかも白いタイルは清潔感があり光を反射して空間を広く見せてくれるので、バスルームにとって永遠の定番と言えるでしょう。しかし昨今はタイルと一口に言っても様々なサイズや色が揃っています。おすすめなのがこちらのバスルームのようなダークカラーのタイル。ハイコントラストを生みバスタブの白さや外部の豊かな緑を引き立てつつ、落ち着きのある空間を演出します。

2、天然石

こちらは豊田空間デザイン室によるバスルーム。質感豊かな天然石を使用した床と外部に開いたデザインが、リゾート地のヴィラのようなトロピカルで開放感溢れるバスルームとなっています。大小の天然石を組み合わせたワイルドな表情と庭の植生がぴったり合って大自然の中にいるかのような気持ちよさです。

3、大理石

独特の美しい模様と滑らかな質感が高級感のある印象を作る大理石は、石灰岩がマグマの熱と圧力を受けて再結晶したもの。地球が生み出した美しい石材なのです。この大理石を床材に使用すればエレガントで気品のあるバスルームを作ることができます。装飾は抑えたシンプルなインテリアで素材の美しさを引き立てて下さい。

4、木材

バスルームにフローリング?!と驚きのあなた。忘れないで下さい、日本の伝統的なお風呂と言えば檜風呂です!バスルームの湯気とともに広がる清々しい香りは天然の檜ならでは。高級旅館に宿泊しているかのような贅沢でリラックスした入浴タイムを演出します。気になるお手入れ方法は、使用したらその日のうちに排水すること、抗菌作用のある洗剤を付けたスポンジで磨く、最後に水分を拭き取り自然乾燥させるなど、カビを発生させないことが大切です。このような基本的な手入れと管理ができれば約十年は保つそう。檜風呂は格別な存在感ですよね。

5、コンクリート

クールでミニマルなバスルームにしたいのならコンクリートの床がおすすめです。強度が高くしかもローコストという費用対効果の高さもさることながら、コンクリートが作る独特のモダンな雰囲気は魅力的なもの。こちらはガラスと組み合わせたミニマルなデザインが、何にも似ていないこの家だけが保つ特別なバスルームを形成しています。日中は天窓から自然光が差し込みまた違った雰囲気に。

6、小石

独創的で個性的な床材を求めるあなたにおすすめなのが小石です。とても珍しい床材ですが裸足で歩いたときの気持ちよさは抜群!足裏を心地良く刺激して自然と血行が良くなります。また、河原に遊びに来たかのような自然をダイレクトに感じさせる見た目も楽しくて特別な雰囲気を作ります。シャワーのみの第二バスルームや、屋外バスにもぴったりです。

7、PVC

PVCとはポリ塩化ビニールのこと。PVCをバスルームの床材にすることは今のところあまり一般的ではありませんが、リノリウムよりもソフトで保温性があるので、足腰の負担を減らしてくれます。施工も簡単で既存のタイルの上に直接敷くこともできますが、重ねて設置するときはカビを防ぐためにまず既存の床材の状態を見極めてからにしてくださいね。

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