人が集まる玄関土間のある家best5 – 人の温もりに溢れる住まい！

エヌ スケッチの手がけたこちらの家は、リノベーションと、新築が同時に計画された住まいです。代々受け継がれている座敷を離れとして残し、新築部分では現代のスタイルにあった住み良い家をデザイン。こちらの家に伝統的に受け継がれた座敷を、自然に暮らしの一部となるようなリノベーションがなされています。座敷の趣はそのままに、新しい住まいにも、裏の畑へも行きやすいような通り土間がしつらえられました。ただ「残す」という目的だけではなく、孤立せずに周囲の新しい暮らしとも調和するような関係性が、これからも受け継がれる空間を豊かなものにしてくれるでしょう。本住宅については「古き良き伝統とモダンのハーモニー！通り土間がつなぐ快適な住まい」で詳細をご紹介しています。

アトリエ　イデ　一級建築士事務所の手がけたこちらの家は、互い違いの屋根のファサードが見えるアプローチに導かれる住まいです。玄関に入ると、広々とした土間を持つのが特徴的なレイアウト。「玄関ホール」という独立したスペースではなく、まるでリビングやカフェのような雰囲気の、暮らしの一部として活躍する空間です。土間は庭へ抜けることができ、階段下のテーブルと椅子に腰掛けてくつろいでも、深い軒の縁側へと場所を移しても、思い思いの場所で過ごすことが可能。気軽に人を呼んで、各所で会話に花を咲かせることができるおおらかな住まいに仕上がりました。本住宅については「竪林町の家」で他の写真をご覧いただくことができます。

見渡す限りの茶畑が広がる地に、原 空間工作所 HARA URBAN SPACE FACTORYが手がけた住まいです。緩やかな傾斜のある特徴的な景色の中、景色と調和するようにデザインされました。近隣との繋がりも強く残る慣習もあり、農作業をしながらでも気軽に立ち寄ることができ、交流を持つことができるような空間として玄関土間が設けられています。腰掛をしながら庭を眺められたり、ゲストルームとしても使える和室など、家の中にありながらも半屋外のように使える通り土間はとても便利な空間です。この地域や敷地の特徴がめいっぱい生かされた、穏やかな和モダンの家に仕上がりました。本住宅については「homify360°: 美しい環境を活かした家「茶畑の家」」で詳細をご紹介しています。

いまとなっては数少ない、木造伝統工法で建てられたこちらの住まい。木造伝統構法　惺々舎により手がけられた、昔ながらの日本家屋を現代に実現した、古民家のような現代の家です。徐々に減りつつある日本家屋の間取りや、かつてどの家も持ち合わせていたようなスタンダードな空間をこちらの家に実現させ、どこか懐かしい雰囲気さえも楽しめる空間となりました。ダイナミックに小屋組を見せる広々としたリビングに、風通しの良い通り土間。キッチンは土間に寄り添うように設けられ、かつての古き良き日本の暮らしやライフスタイルを感じられる住まいです。本住宅については「木造伝統構法の日本家屋「鴨川の家」」で詳細をご紹介しています。

タクタク／クニヤス建築設計によるこちらの家は、歴史的風情の残る彦根市の商店街にあります。江戸時代後期の町家をリノベーションによってモダンに再生されました。「生活を豊かにするための大人の上質な空間」をテーマに、町家古民家の持つ趣を生かすようなダイナミックな空間づくりが魅力です。ガレージのような広さを持つ玄関土間は、古民家ならではの躯体を現しにし、黒で塗装された梁や柱と白い壁との対比が美しい空間です。サロンスペースとして設けられた玄関土間の大空間は、近隣の方々もふらりと気軽に立ち寄れ、薪ストーブの炎を眺めながらくつろげる和モダンな大人の空間に仕上がりました。本住宅については「伝統とモダンの息づく町屋」で詳細をご紹介しています。