絵になる窓辺の風景Best5!

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NY 隣家と緩やかに繋がる家, 山縣洋建築設計事務所 山縣洋建築設計事務所 Moderne Wohnzimmer
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自宅でゆったりと時間を過ごしている時、ふと心に残る風景が目に飛び込んでくる。それは窓から覗く新緑が光にきらめく様であったり、夕日に染まる壮大な西の空であったり… 。は内部と外部をつなぐ重要な要素であり、時としてこのようなドラマチックな風景を室内に作り出す装置でもあります。

今回紹介するのは【絵になる窓辺の風景Best5】です。ふとした瞬間に「人生って美しいな… 」と感じられる、そんな窓辺のスペースがある住宅。さっそく見ていきましょう!

人工物のない壮大な風景を切り取る

まず最初に紹介するのは株式会社 ATELIER02による伊達市の住宅です。「ICON」と名付けられている通り、建物そのものも、建物内のディテールにもアイコン的モチーフが多く見られます。この窓辺の風景もそのひとつ。窓によって正方形に切り取られた風景は穏やかな牧草地と壮大な海、そして大空。人工物のない風景に心が洗われるようです。窓辺にベンチを造作してマットレスとクッションを設置、書斎内のコンパクトなラウンジスペースとなっています。内装の素材と仕上げを使い分けることで、光と陰影までも計算された美しい室内空間です。窓から見える風景も、窓辺のインテリアも、絵になるとても魅力的なスペースです!真似したい方はまず敷地探しから始めましょう… !

ふたつのフレームで飾られた窓辺の風景

垂直に伸びた大空間である吹き抜けや階段室は印象的なシーンを演出しやすい場所です。例えば山道勉建築が手がけたこちらの住宅。階段室の二階から正面を見ると長方形に切り取られた風景が目に飛び込んできます。窓枠と内壁の開口部というふたつのフレームによって飾られて、普段の風景も特別なものに見えてきます。もちろん、採光や通風の確保など実用面でのメリットもあります。

Photo by:ジェイクス 佐藤二郎

ロフトスタイルの窓辺の風景

高い天井に巨大な開口部、金属のシャープなフレーム。海外のロフトスタイルを思わせるモダン&クールなデザインは株式会社 t2・アーキテクトデザイン 一級建築士事務所によるもの。スケールそのものが魅力のひとつになっている絵になる窓辺の風景です。中庭に向かって開いているためプライバシーはしっかり確保。中庭にはプールがあり、水面にキラキラと反射する光で窓辺の風景がさらに美しく彩られます!

心癒されるレトロスタイル

シャビーでどこか懐かしい雰囲気が魅力的なこちらのスペースは、神奈川県のインテリアデザイナーSMART/末永寛人によるデザインです。大きな窓はアイアンのフレームと組み合わせたレトロなステンドグラスや装飾的なパーツで飾られています。スタイルを強化しているのは経年変化したレンガやラスティックな塗り壁。昔ながらの喫茶店にありそうなソファもスタイルに調和して、絵になる窓辺の風景を構成しています。

実はこちらは美容室なのですが、一般家庭のリビングルームにも応用できる素敵なインテリア。アイアンのフレームは防犯性も高く、地階に設ける大きな窓にぴったり。このようにステンドグラスや装飾的なパーツを組み合わせると「牢屋」っぽくなりません!

日常の中にある非日常な風景

ミニマルな空間の魅力とは、余白が持つ余裕ゆったりと流れる時間ではないでしょうか。窓辺の風景にもそれは強く表れます。ミニマルでゲオマティックな真っ白い空間、下部にとった開口部、木漏れ日、ゆらゆらと揺れるハンギングチェア… 。日常の中にありながらどこか非日常的。こんな窓辺の風景があれば、日々のストレスや忙しさもいつの間にか忘れることができそうです。

クレジット: (C) Forward Stroke Inc.

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